はじめまして
小比賀由香です。ご興味を持ってくださり、ありがとうございます。
落ち込むこと、悩むこと、苦しいことのほうが多い人生でした。
それでも、一つの大きな気付きをきっかけに、もがきながらも、「自分を愛する」ということがどういうことなのかがわかるようになり、今は、魂がこの肉体を脱ぐそのときまで、生まれてきた地球を目いっぱい楽しもうと生きています。
私がどんな人なのかを知ってもらうために、自己紹介として私の人生のお話をさせていただきます。
両親の離婚といじめ
生まれは香川県。幼い頃は元気いっぱいで、積極的な目立ちたがり屋の女の子でした。
思ったことはすぐ口に出してしまうので、大人から怒られることも多かったですが、自由に自分の気持ちや考えを表現できていました。
小学校5年生の時に両親が離婚。私は母に引き取られました。
父に会えない寂しさから、こっそり父に連絡していたのですが、当然ばれてしまい、そのことで悩みノイローゼになっていた母から、ある日突然包丁を向けられました。
死ぬ、殺される…そんな風に感じ、一番身近だった母親の行動に絶望を知りました。
また、離婚後の転校からすぐ、いじめが始まりました。
実は、この頃から「この世でうまく生きていくためには外見が大事だ」と信じ込んでおり、「不細工は嫌だ、自分の外見を変えて可愛くなりたい」と日々、美容の研究をしていたので、他の子より目立っていたのでしょう。名前も知らない子からでさえもひどい悪口が続き、それは自由な校風だった高校生になるとさらにエスカレート。
外見への悪口や身に覚えのない誹謗中傷を数えきれないほど言われ続けてきました。
外見へのコンプレックスのかたまりだった私は、ますます自分の外見を磨こうとやっきになっていきました。
さらに、恋愛体質でもあった私は、常に誰かと交際をしている状態、いえ、していなければ自分を保てない状態でした。
16歳の時には当時の彼氏からDVを受けたり、望まない妊娠を繰り返したりしたにも関わらず、3年間も付き合いを続けるなど、当時の私の辞書には「自分を愛する、大切にする」という言葉はありませんでした。
今思えば、親からの愛情を受け取れなかった私は、「自分は愛されていない」と思い込み、ぽっかりあいた穴を人からうめてもらおうしかありませんでした。
彼氏がいない自分には価値がない。
外見を磨けばかわいくなる、そうしたら強くなれる、愛されるはず…そんな風に思っていたのです。
実際に、中学生で美容に目覚めてから25歳くらいまでは、チヤホヤされていました。
それは、たとえ女子から悪口を言われようと、「ほらやっぱり外見でしょ」と思うには十分でした。
ですので、中身はからっぽ、性格も悪かったと思います。
心も体も壊れた
打ちのめされたのは、高校卒業後、社会人になってからです。
人目を気にする。思ったことは言わない。扱われやすい人間になろうとする。
仕事ができる人が褒められるとわかってからは、オーバーワークになることばかりやる。
この頃には「社会不適合者だ!」と、外見だけではなく内面も否定されるようになりました。
何より、自分自身が自分を否定していました。
もともと冷めて閉じていた心はさらに閉じてしまいました。
ついに、本当の自分、心から望む自分の人生を生きてこなかったしわ寄せがやってきたのは25歳の時です。
摂食障害、うつ、パニック障害、自律神経失調症を同時に発症。
そこから10年間は本当に苦しみました。
顔もがらっと変わり、体重は20キロ増加、女性ホルモンがなくなってしまい男性のような体質に。
また、体はいつも這いつくばらないと動けないほどのだるさ。
喜怒哀楽も激しく、世の中がみんな敵だと思っていました。
寝るのも嫌、起きるのも嫌、何もかも嫌で、死んでしまいたい…そんな毎日でした。
この世の真実に気づく
うつ病発症後は地元香川に戻り、結婚。
その頃から少しづつ自分と向き合うことができるようになりました。
そのきっかけは、「この辛い現実は、ほかならぬ自分自身が作り上げたんだ」と思えるようになったことです。
実は、幼い頃から10代まではもともと「霊感」がありました。
みんなには見えないものが見える。聞こえないものが聞こえる。
でも社会人になってからはその能力が失われ、そのような世界は最初からなかったんだ、と思うようになっていました。
ところが、どん底の私にある日突然、もう一人の自分からの声が聞こえたのです。
「全部あなたが望んだことよ」
「今の現実はあなたが作り上げているのよ」
もちろん最初はそんな言葉受けられないし、受け入れたくありません。
そんなわけない!と反発する気持ちでいっぱいです。
でも、もういい加減に終止符を打ちたいと願っていました。
3年間、導かれるように本を読み漁る日々を過ごし、ヒントやキーワードと次々に出会います。
その中で一つ、点と点が繋がった「体を動かす」というキーワードに従い、ジムに通いだしました。
体が楽になったことで、いつしかフィットネスが自分の仕事に。
生活も気持ちも落ち着きを取り戻すと、だんだんと幼い頃の感覚が戻ってきて、人の前世が見えたり、ハイヤーセルフ(高次元の自分)と繋がって、相手の本音が聞こえるようになりました。
離婚を機に、本格的にリーディングをお仕事としてスタート。
自分の能力に戸惑いあはありましたが、能力を生かし、役割を果たそうと思ったのです。
ところが、自己流だったためにエネルギーの使い方がわからない。
ときには相手のエネルギーを全部受けて、体はボロボロになっていきました。
また、リーディングをお仕事にするということは、私にとってとてつもないプレッシャーでした。
適当なことは言えない。つながる先を間違えたら、目の前のお客様の人生を台無しにしてしまう。そうするくらいなら死んだほうがましだ、それくらいの覚悟で一人一人のお客さまと向き合い続けました。
なぜこの仕事をするの?わからなくなるくらいに毎日、自分のエゴと戦いながら、不安と恐怖で苦しんだ日々。
今も、私にはメンターや師匠と呼ぶ人はいません。
常に自分自身に聞こえてくる自分の声(ガイド)に従って、人と上手に境界線を作ることは、実践の中で習得していきました。
私の使命
こうしてリーディングで出会ったお客様は2年間で400人にのぼり、感謝の気持ちでいっぱいです。
苦しかったこともすべて、神様からの最大のギフトで、今はすべての人と出来事に心から感謝ができるようになりました。
自分なんて…と自己否定をしたり、自分を犠牲にしていたり、あるいは他者に認めてほしくてたまらないなど…みんな、人生に苦しさや戸惑いや悩みを抱えています。
一人一人の魂と向き合い、繋がり、魂の想いや願いを感じ、伝えています。
みんな唯一無二の存在で、劣っている人は一人もいない。
魂がこの肉体を脱ぐその時まで、せっかく生まれてきた地球を、この目の前の毎日の経験を味わい尽くす。
リーディングをしているときは、目の前の方の本質と会話ができ、とても幸せで感動するのです。